組織が現在のDevOpsコンピテンシーギャップを評価することを支援します。
DASAのコンピテンシーモデルは、DevOpsチームが成長するにつれてITエンジニアの役割がより汎用的になるというビジョンを反映しています。鍵となるのは、すべてのDevOpsチームに必要なスキルと知識のセットがあることを認識することです。これらのスキルと知識の分布は、チームごとに異なる場合があります。しかし各チームは、顧客がサービスを必要とするときに確実に提供できるように、各スキルと知識エリアが十分に備わっていることを保証する必要があります。スキルエリアと知識エリア
DASAコンピテンシーモデルでは、DevOpsチームに必要不可欠なスキルが何かを、4つのスキルエリアと8つの知識エリアに識別し、これら12のコンピテンシーそれぞれについて予想される行動、または知識がどのようなものであるかを概説しています。スキルエリア
- 勇気:伝導、コーチング、自信、プロアクティブな活動、信頼、オープンな議論、実験など
- チームビルディング:他者の視点の理解。協力、相互責任、共通の目的、サービスや製品を一体的にサポートしようとする能力
- DevOpsリーダーシップ:高性能で謙虚で透明性のあるチームにファシリテートする。サービスをライフサイクルで考えるマインドセット。ステークホルダーマネジメント
- 継続的改善:今日は昨日より良い仕事をするという意識。改善のマインドセット。知識を共有する。適応力を高める
知識エリア
- 事業価値最適化: ITサービスを実際に利用する側からの具体的なフィードバックループを得る仕組みやサービスレベルの管理と完了となる状態の定義をビジネス側と議論し決定する。ビジネス側の状況、パフォーマンスをモニタリングし、ビジネスケースを管理する
- 事業分析:事業価値最適化による潜在的な改善内容について機能要件、非機能要件の評価。長期的ビジネスプロセスの開発。改善内容のビジネスプロセスとITシステムに対する影響分析
- アーキテクチャと設計:提供サービスに対する改善のテクノロジー視点でのソリューションへの影響、管理しているテクノロジー及び連携するITサービスのテクノロジーに対する影響評価
- プログラミング:ソフトウェア・エンジニアリング。「Everything-as-code」データ管理
- 継続的デリバリー:新しいコードを適切に構築されたプロセスをを通して開発からプロダクションに繋ぐ自動配信の仕組みをファシリテート
- テスト仕様作成:新しい機能が要件を満たしていることをどのように確認できるかを明確にする
- インフラストラクチャ・エンジニアリング:技術的な環境の自動化を進めるために環境の標準化、一貫性の保持。技術監視、負荷分散など性能管理、クラウドや信頼性のあるエンジニアリングなど
- セキュリティ、リスク、コンプライアンス:確実なコードの生成。実装される機能に関連するリスクを理解し、提供されるサービスが業界のビジネスルールや規制に準拠していることを確実にする
DASA認定プログラム
認定スキームは、初級から上級レベルのスキル要件に対応するように設計されています。このスキームは、個人と組織との双方両方のニーズに基づいて正しいトレーニングパスを提供することを目標としています。
DASA DevOpsファンダメンタル
DASAの定義する本質的な知識とスキルのコンピテンスを網羅した、DevOps原則への導入となります。DASA DevOpsファンダメンタルコースの取り扱いは各教育パートナーまでお問合せください。