DevOpsの環境に適した振舞い

人々の振舞いは、組織のカルチャーを表します。定義できる振舞いは何ですか。また、DevOpsの環境に適した振舞いとはどのようなものでしょうか?以下のような用語を思いついたのではないでしょうか?

これらの語句はすべて関連性がありますが、いずれも実際の振舞いではありません。振舞いは、「目にした人の行動、または耳にした人の発言」と定義してください。観察でき、測定できる必要があります。小さく目に見えるものにすることで、チームは新しい振舞いに向けて徐々に成長していくことができます。

DevOpsの振舞いの例は、以下の通りです。

  • 分野横断:「チームメンバーは、別のチームメンバーが多忙であったり不在であったりする場合、積極的にそのメンバーの作業を行います。」
  • 透明性:「チームは、リアルタイムの進捗報告をフロアモニタに発表します。」
  • 責任:「プロダクトオーナーは、デモを行い、進捗状況や成果物に関する十分な情報をすべての利害関係者に提供します。」
  • 優先順位付け:「POとチームメンバーは、少なくとも1スプリントごとに1回、機能的および非機能的な業務項目の優先順位について話し合いをします。」
  • 改善:「重大なインシデントの発生後は必ず、事後検討を実施し、関係者全員が改善のためのアイデアおよび機会などを共有します。」
  • 安全に失敗する:「すべてのマネージャーは、エラーの特定、防止、および解決をオープンに賞賛します。

出典:DASA DevOps Fundamentals coursebook.